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医療器の必要性を使用者から再確認した

医療のお世話になった方々の喜びの声を聞く、届けることが、さらなる喜びを重ね合わせることになります。
しかし、デメリットを知ることも必要なのです。
例えば、耳鼻科の先生に勧められて補聴器を試した難聴者、沢山の音に驚きや戸惑いを隠せない旨の内を話してくれます。
使い慣れるまでには、無意識に相手の口元を見て話をしてしまい、目が疲れたり、肩が凝ったり、周りとの会話に応えるためには自分の体調管理も必要だといった声もあげています。
ですがもちろん、推進する意見もあります。
医療に携わるスタッフも補聴器を使用します。
それまでは、後から言った・言わないなどのトラブルにならないように、確認に確認を重ねることもあったようです。
周りに不自由をかけていたことに気づくことで、補聴器の良さを実感する本音も聞かれました。
医療従事者の場合、やはりマスクをかけていることも多く、声の聞き取りには難色が示されています。
困っている部分を解決する医療器ばかりではありませんが、それでも使わないより使うべき、自分のため、人のため、そして研究者や創造者のためにもなります。

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